ハーリーとは爬龍船(はりゅうせん)競争のことで豊漁と安全祈願を目的とした伝統行事で
漁業の盛んな地域で行われます。ハーリーの起源は14世紀に中国に留学した学生が
現地で見た爬龍船競漕にならったのが最初だと言われています。中国では紀元前から
行われていたとても歴史の古い行事であり、沖縄でも琉球王国自らが開催させた国の
イベントで600年の歴史を持っています。
渡嘉敷島のハーリー
渡嘉敷島では旧暦の3月4日に字渡嘉敷(村体育協会主催)で行われるハーリーと旧暦の
5月4日に字(阿波連区主催)で行われるハーリーの2回あります。サバニ(沖縄の漁船)を
大きくしたようなハーリー船に漕ぎ手10名、舵とり1名が乗り込みエイクーをつかい一糸乱れ
ぬかいさばきの競漕は迫力があります。
字渡嘉敷のハーリー
沖縄でのハーリーは普通、旧暦5月4日に行われます。字渡嘉敷では昔、かつお漁がさかんで
旧暦5月4日(新暦では6月上旬)が漁の最盛期にあたるということで旧暦の3月4になったという
説があります。場所はフェリーの着く渡嘉敷港(以前は砂浜だった)で行われます。職域ハーリー
では大人達に交って地元の中学生チームが参加して場を盛り上げています。集落対抗のハーリー
では渡嘉敷を東と西に分け阿波連を加えた3地区対抗で行われます。1位には優勝旗が授与
されるので、各集落の人達は対抗意義をむき出しにして勝負しています。ハーリーはかいを使って
のこぎ方で勝負が決まるので、体力でこぐ若者を多く集めたチームより経験を生かしたおじさん?
チームの方が勝つことがあり、日頃は体を動かすことの少ないおじさん達もこの時ばかりはヒーロー
になります。
 この記事の案内人は 【 かめーかめーの佳奈子 】
|