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慶良間太鼓

渡嘉敷島は、7月末頃になると、大空の下で島人(シマンチュ)と観光客が入り混じって、お酒を飲みながら余興を楽しめる、島一番の一大イベント渡嘉敷祭りが行われます。

様々なプログラムがある中この祭り一番の見所は、島の伝統芸能でもある慶良間太鼓です。

日も沈み空が星で輝き始め泡盛を片手に楽しく飲んでいると、何処からとも無く、タン♪タッカ、タン♪タッカ、タン♪カカッカ!と何とも聞きあたりの良い太鼓の音色が辺りに響き渡ります。
しばらく聞き入っていると、ピタッ!と太鼓の音色が止まり、あれだけ賑っていた会場が、遠くで話をしている人の声が聞こえるぐらい、静まり返っているのに気付きます。
すると今度は、先程より大きな音で、太鼓の音が聞こえてきます。まるで山が響いているのでは!と思うぐらい迫力のある一曲目の演奏が終わったあと、今度は、拍手と歓喜が会場を埋め尽します。
会場全体が、慶良間太鼓に惹きつけられているのです!

その後、何曲か演奏が終わり、クライマックスになると、カチャーシー(沖縄伝統の踊り)が始まります。

島人も観光客も皆我こそわと踊り狂います。
よく「渡嘉敷島最高!凄くカッコイイ♪」などの、声を聞きます。

大盛り上がりの中慶良間太鼓のプログラムが終了し、レーザーショーへと続いていきます。

慶良間太鼓を作った理由

慶良間太鼓

慶良間太鼓は、島人(シマンチュ)である新垣徹さんによって、1986年に創立されました。

当時島には、伝統芸能が無かったため、自分達の手で新しい文化を作り出し、皆で集まって楽しく何かをやりたいと思ったことが、発足の理由です。

当時は、青年会として活動しており、個性的なことをやりたいと言うことで、太鼓をやるようになりました。
しかし、島には、太鼓が学校の備品の3つしかなかったため、全ての楽器が揃うまで、古タイヤを叩きながら練習していたそうです。
又教えてくれる人が、いなかったため、曲作りも叩き方も、全て自分達でやっていかなくては、ならなかったそうです。

色々あった慶良間太鼓も今年で、二十周年を迎えるようになりました。メンバーも増え、これからも頑張っていくつもりです。


設立してからの活動内容

慶良間太鼓

地元のイベントとして、渡嘉敷祭り・海開き・成人式などに参加している他、観光PRをかね、東京・長野・大阪・京都・愛媛・加川などの、村外でも活動してきました。

沖縄本島では、那覇祭り・国際太鼓フェスティバル・島尻太鼓フェスティバルなどのイベントにも参加しており、メディア関係には、TV(シマンチュヌ宝・NHK あなた自慢・ティーダカンカンワイド)などに取り上げられました。
又平成7年には、沖縄県から第1回島興し奨励賞を受賞しました。

慶良間太鼓は、渡嘉敷島を代表する太鼓チームとして活動を続けています。


曲の紹介

慶良間太鼓

曲は、全て渡嘉敷島の自然や、島人の生活をモチーフにして、島の活気を太鼓で表現しています。

島の自然の中から、語りかけてくる物を、リズムに変え、伝えています。

曲は、全部で、10曲以上あり、夜明け、波風、嵐、洛陽、豊漁、海鳴り、ゆめしま、などがあります。

CDやビデオ販売もしていますので、是非買われてみてください。


案内人 この記事の案内人は 【 海坊主 ハル 】 森野